初代『Doom』改造エンジン「ZDoom」19年の歴史に幕下ろす

id Softwareが手がける古典的名作FPS『Doom』。1997年に同作のソースコードが広く公開されて以来、多くの有志によって作られた中でも最も親しまれてきた改造エンジンである「ZDoom」が、その19年に渡る歴史に幕を下ろすようです。

「ZDoom」はオリジナルの『Doom』をWindows95などへと移植した「ATB Doom」、「NT Doom」を継いで作られた改造エンジン。Windows10上でも動作する他、Mac/Linuxにも移植されています。それだけでなく、多くのエディットに関連した拡張機能を備え、『Doom』のWAD(Mod)コミュニティが、今日に至るまで活発に多くの新たなWADを発表する原動力にもなりました。また、『Doom』のみならず『Heretic』や『Hexen』、『Strife』といった、他の『Doom』エンジンタイトルにも対応しているのが特徴です。

「ZDoom」のフォーラムとWikiの管理を引き継ぐこととなる「QZDoom」の共同制作者Rachael "Euranna" Alexanderson氏は、あくまで今回開発が終了となるのはオリジナルの「ZDoom」のみであり、そこから更に派生した「GZDoom」はまだ開発継続されること、また「GZDoom」やその他の子プロジェクトの為にそのフォーラムとWikiは維持されることを発表しています。